SFの謎 それは本当に「本人」と言えるのか?

SF映画SF小説を見るたびに、ふと浮かぶ疑問なのですが。
ストーリー上で、ワープをするたびに体が分解→再構成される設定だったりする場合、(たとえ記憶が続いていたとしても)再構成された後の体は果たして以前のその人と同一人物と言えるのか?
あと、記憶がデータチップに保存されて肉体さえあれば何度でも生き返れるという設定の場合は、ただ単に、同じ記憶を持ちその本人だと信じている別人が生まれるだけのような気がするんだけどなぁ。
クローンに記憶だけが移植されたとしても、それは本人ではありえないわけだし。(クローンにオリジナルからの脳移植をする場合はまた別かもしれないですが。)
まぁ本人もまわりの人間も「これが彼(自分)だ」と思えれば生活上は何の支障も無い事なのかもしれないけれど、それでも何と無くふに落ちない部分がある気がするんだよなぁ。
それに記憶や人格のバックアップって、いかにもコピーが取れそうだし。
でもこのあたりの謎や矛盾がまた新しいストーリーが生まれる源泉になるのかもしれないと思うと、それはそれで面白いような気もしますが。