記憶の改変と操作ネタ

先日、DSのアドベンチャーゲームアナザーコード 二つの記憶」をプレイしました。
タッチペンを活かした操作はなかなか快適だったし、ヒロインのアシュレイちゃんは可愛いしストーリーも興味深かったのですが、記憶に関するいくらでも応用の効くネタを扱っていたので、続編があるのならそのあたりを深く絡まり合わせた凄いストーリーが見てみたい気がしました。
ところで最近公開された映画で、失恋の心の痛みを無くすためにその記憶だけを消す、という話のがありましたよね。こういう技術が実際に活用されるようになった場合、(失恋はともかく)事件や戦争などで心の傷を負った時にはすごく有用な物になるような気がするのですが、それでも他人に自分の根幹である「記憶」をいじられるのは物凄く怖い事態につながりかねない気がします。
なにせ、何を改変され何を忘れたのかの確認のしようが無いわけですし。(それが自分しか知らない事柄だった場合は特に。)

うーん…。あと、「トータルリコール」の映画に出てきたようなバーチャル体験と真実の区別がわからなくなるような場合も怖いような気がします。
でも、なにが真実かバーチャルかわからなくなったら、とりあえず目の前の現実(と思われるもの)の中で頑張ってみるのもいいかもしれないですね。
夢(バーチャル体験)ならいつかは目が醒めるものだし、醒めない夢ならそこはもはや、その中にいる者にとっては現実そのものとしか感じられない訳なんだしね。